昨日は「ひろさき恋活カレッジ」後期の３時間目でした。「恋活」というタイトルだから恋愛のテクニックを伝授していると思われがちですが、まったく違うアプローチで恋愛をひも解いています。今日はその内容を少しご紹介しましょう。
話が続かないには「理由」がある
今回のテーマは「なぜあなたの会話はおもしろくないのか？」でした。その前は「なぜあなたの会話はクドくなるのか？」。初回は「なぜあなたの会話は続かないのか？」。ホント、失礼なテーマですよね（笑）しかし今までもブログでお話ししましたが、全てには理由（原因）があります。
話が続かない原因は「おもしろくない」「わかりにくい」「YES or Noで終わってしまう」「やたら距離が近い」「見た目が好みではない」など色々ありえます。それをテクニックでカバーすると所詮付け焼刃。いずれメッキが剥がれます。なので私は「本質」だけお話ししてます。
無敵の必殺技は、ない
時々、「異性に最初声かけるとき、何て言えばいいですか？」「会話が続かなくなったとき、盛り上がる話題って何ですか？」とご質問頂きます。しかし「こう言えばまず大丈夫！」という無敵のひな形はないんですよね。
「私ならこう言います」とはお伝えできます。でもそれは私だから成立するフレーズかもしれないし、ましてや相手にもよるワケで。なので最初は「自分の言葉で、自分のひな形」を持つといいです。自分の言葉じゃないと言葉に体重が乗りません。慣れてくるとひな形も不要になります。その土台となるのが「共感」です。
「人差し指に乗せる」って、なに？
これはフラフープを使ったワークショップ。チームビルディングや宴会の余興などでやったことのある人も多いと思います。私はこのワークショップをちょっと違った解釈でよく活用しています。
「フラフープを人差し指に乗せて、下まで降ろす」というワークです。簡単だと思うかもしれませんがあら不思議、フラフープは上に上がって行きます。
ここでクエスチョン。「人差し指にフラフープを乗せるって、なに？」
画像をご覧ください。ある人は「指の腹」に乗せています。またある人は「指の横」に。またある人は「指の背」に乗せています。指の先端か、指の根本か。
「人差し指に乗せる」という認識が、人によって全然違うのです。
これが合コンだとしたら、話すれ違いまくりですよ。全員が「これが正しい」と思いながら「違う行動」をしているワケですから。そしてそれに誰も気付いていない。盛り上がらずにふわーっと終わる合コンみたいなもんです。
「フラフープを下に降ろす」のが目的なら、やり方はたくさんあります。しかし「本質」はそこではないんです。
とまあ、このようなアプローチから「本質」「共感」「発想力」「聴く力」といった内容をベースに、恋愛講座しています。仕事や学校生活にも活かせますよ。
「共に感じる」と書いて「共感」
当たり前ですが、コミュニケーションは相手がいないと成立しません。相手との「共感」を大切にすると、恋愛も仕事も心地よくなります。
その為には話し方だけではなく、聴き方も重要。相手は自分じゃありません。だから考え方や価値観が違ってあたりまえ。
「イラっとする人」がいたとします。それはその人のせいではありません。原因はあなたにあります。
いかがでしたか？弘前市主催の「ひろさき恋活カレッジ」、次年度も開催する予定とのこと。またご案内しますので、興味のある方は次回ぜひ。
今日も「共感」を大切にして行こう！