自治体が主催する恋愛セミナー!人口減少問題解決は地元から!

自治体が予算を付けて合コンパーティーや恋愛セミナーを実施するケースが増えています。その背景にあるのは「人口減少問題」という地域課題。移住促進より先に取り組むべき事。今日はそんなお話です。

6市町村の「恋活」のお手伝い


今年度、6市町村にて恋活事業のお手伝いをさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

まずは3年目となる弘前市の「ひろさき恋活カレッジ」。

 

 

 

 

 

 

 

藤崎町の「ふじコンプロジェクト魅力アップセミナー」

 

 

 

 

 

 

 

田舎館村「伝説の稲婚」では、関東から独身女性を田舎館村にお招きし、イベント運営のサポート。

 

 

 

 

 

 

 

五所川原市の「ごしょがわら縁結びサポート事業」

ね。自治体主催の恋愛セミナーって結構あるんですよ!

この他、チラシはありませんが黒石市の「未来塾〜女(め)男(お)輝かせて」、つがる市の「農婚 in Tsugaru」にもお伺いさせていただきました。

 

「絶対モテる必殺技」はない


田舎館村のイベント以外は、すべて講演させていただきました。どんな事を話しているかと言うと、基本的には「コミュニケーション学」です。

具体的には「要約力」と「傾聴力」と「考える力」。その土台は「共感力」と「本質を捉える力」。恋愛に特化していると言うよりは「恋愛にも使えるし、仕事でも活かせる」的な内容。

 

「こんな格好して、こんな事言えば絶対モテる」なんて必殺技はありません。だから基礎をきちんと理解し、自分を理解し、自分の言葉で編集する必要がある。それ以前になぜ自分が悩んでいるか、自分自身で気付いていない事もある。だって、恋愛しなくても生きていける。

「寂しい」それだけ?
掘り下げてみると、中には彼女と家政婦を重ねている人がいたり。

大学の専攻が心理学、副専攻がコミュニケーション学でした。もう20年以上前になりますがアメリカでは「自分の考えをきちんと述べる」のは当時から当たり前。そのためには自分を知らないと。

日本はコミュニケーション的に20年以上遅れているな、という印象です。もちろん国民性もありますが。

でもこれって「慣れ」です。コツさえ掴めばそんなに難しくはない。講座では結構論理的にコミュニケーション学をお話ししてます。

まあ、要所要所おもしろネタは取り入れてますよ。例えば「男心を掴むフリスクのあげ方」は鉄板ネタで、一般の講演でもアイスブレイクでよく使っています。笑

 

人口減少問題は全国共通の悩み


2004年の1、2億人をピークに、日本の人口は減少の一途。2050年には人口9,500万人、高齢者率40%との予想もあります。

どの地域も移住促進に取り組み、地域おこし協力隊の募集もあちこちで見かけますよね。でも、それよりまず大切なのは、地元の人間が地元で結婚して、出産して、地域に根ざして暮らして行く事

独身晩婚の方が増えてます。「出会いがない」との声も聴こえてくる。そこで自治体が一役買って「学び」を提供し、「場づくり」をしている。

実際「ひろさき恋活カレッジに参加して彼氏ができた」と言う声や、さらには「恋活カレッッジで出会って結婚します!」という報告も入っています。そのおふたりからは、なんと来月の披露宴にお招きいただきました。嬉しい限りです。

とてもいい取り組みだと思います。ただ、自治体の予算なので今までは広域展開できていなかった。例えば「ひろさき恋活カレッジ」は、弘前市民又は勤務先が弘前市じゃないと受講できなかった。

恋愛に市町村エリアが絡むと大変ですね。笑

しかしそれも改善され、次年度から広域で展開するようです。次年度以降も私が講師をするかはわかりませんが、自治体も本腰を入れている恋活事業。独身の方は是非受講してみてください。必ず何かヒントはありますよ!

今日も(独身の方は)攻めの恋愛で行こう!

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投稿者: 西谷 雷佐

青森県弘前市出身。 東奥義塾高等学校を卒業後、ミネソタ州立大学マンケイト校で産業心理学とスピーチコミュニケーションを学ぶ。 たびすけ合同会社西谷代表を務める傍ら、路地裏探偵団の団員としても活動中。 まち歩きや地域の魅力発信から婚活まで講演活動多数。