弘前公園「東内門」に上ってみた!感じたのは「ここで〇〇したら面白い」

GW中、期間限定で弘前公園内「東内門」に上がる事ができる催しがあり行ってきました。普段よく通る東内門の内部に初めて入り感じた事。今日はそんなお話です。

東内門とは?


弘前公園内には5つの門があり、そのひとつが「東内門(ひがしうちもん)」。国の重要文化財に指定されています。文化センター側の「東門」から入り本丸に向かうと次に見えてるくのがこの「東内門」です。
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1611年に建設されたこの門をくぐると「日本最古のソメイヨシノ」があり、この門越しに見る風景も人気があります。

 

13152608_10204930822629293_1803434789_n夜はこんな感じ。

 

ふぁふぁふぁ13140797_10204906366257899_1461906248_n今回はこの部分に上る事ができるのです!ちなみに門の白壁に見える小さい「三角」や「四角」は、攻めてきた敵に矢を放つ穴とのこと。

 

いよいよ門の中へ!


「きっと大行列だろうな」と思っていたら、ほとんど人は並んでいませんでした。タイミングがよかったのかな?ラッキーでした。

13180899_10204922998953706_331290317_n 13140563_10204922999113710_924455545_n 13153294_10204922999313715_916790110_n結構急な階段を上り、上層階部分へ到着。

 

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蔵のような趣のある佇まい。そして窓には障子。

 

13162457_10204922999553721_1881187782_n外から見えた矢を放つ三角と四角は、中から見るとこんな感じ。

 

13162344_10204923000033733_1802178921_n障子と格子の雰囲気。

 

13115884_10204922999913730_1941125070_n東門方面のカスミザクラ(本丸方面には窓なし)。

 

とまあ、なかなか面白かったです。

 

13150084_10204922999353716_2019693750_nこの赤いコーンと資材的なのがなかったらもっと素敵でしたが、まあ、色々事情があるのでしょう。笑

 

勝手に考察「こんなんできたら面白い門」


この東内門、年に1度公開するだけではなく、もっと面白い活用ができないかなと、勝手に考えてみました。

1.築城当時の暮らしぶり体験宿泊ツアー

安易ですが、これが一番インパクトあるでしょうね。

「なぜ」この門には上層階があるのか。どのような意味をもつ場所なのか。どのような人が、この場所でどのような役割を果たしていたのかを学ぶ。歴史と哲学は地域の大きな魅力ですからね。

そして当時の食事を再現してこの場で食べる。そして夜はこの場所に泊まる

で、夜になると敵が攻めて来て、それを(安全性のあるゲーム的な)矢で撃退する。笑

ま、普通に泊まれるだけでも十分インパクトありますね。
外国人も大喜び間違いなしww

泊まる文脈で一番理想なのは「天守に泊まる」。もちろん「櫓」でも。

に1回でも「弘前公園内すべての天守・櫓・門に宿泊できます!」ってできたら全国の注目を浴びそうです。国の重要文化財ですから、常識的に実現が難しいのはわかってますが、そこを何とかするのがダイナミズム。ぜひいつか実現して欲しいと思います。

2.歴女&歴男合コン

歴史に熱い想いを持つ男女が集まり、合コン開催。歴男は「弘前出身者」、歴女は「県外出身者」限定。灯りはろうそくのみ。服装はもちろん歴史コスプレ。

ニッチなコンテンツで集客し、ある意味「吊り橋効果」でカップル成立を図り、人口減少問題に歯止めをかけます。

3.コワーキングスペース

弘前公園はWi-Fiが完備されていますから、あの空間でのんびり仕事してみたいものです。県外からビジネスマンの事を考えると「追手門」でもいいなぁ。市役所やスタバ、バス停に駐車場等近いし。

「貸しスペース」と考えれば、民芸品製作体験などの観光的利用や会食会場、さらに「会議室」など可能性は無限ですね。

 

常に「本質は何か?」と自身に問い掛けよう


いずれにせよあるものを活かして、活用できるものはどんどん活用する方向で思考する。そうじゃないと人口減少問題でも、インバウンドでも、取り残されてしまいます。全国の都市はあの手この手で仕掛けて来てますからね。

他の人(地域)がやらない事を早くやると、価値になる。
満足の先が感動。
変化の先にしか「進化」はないのです。

そしてそれが誰の為の、何になるのか。
国の方針、国の予算。それも大切。
でも「本質」は何なのか。きちんと見極める事が大切。

今回の「東内門」の例で言うと・・・うん、これは講義のネタにしよう。笑

「答えがないこと」「人と違う事」を考えるのは大切。大学生諸君はぜひこの「本質」を考えてみてください。

あまり好き勝手言うと怒られそうなので、このへんでおしまい。笑

今日も「あるものを活かして」「本質を見極めて」で行こう!

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投稿者: 西谷 雷佐

青森県弘前市出身。 東奥義塾高等学校を卒業後、ミネソタ州立大学マンケイト校で産業心理学とスピーチコミュニケーションを学ぶ。 たびすけ合同会社西谷代表を務める傍ら、路地裏探偵団の団員としても活動中。 まち歩きや地域の魅力発信から婚活まで講演活動多数。