弘前さくらまつりも後半戦。連日多くのお客様で賑わっています。22:00までライトアップされている弘前公園は夜桜も見応え抜群!幻想的な夜桜の魅力を案内するのは「弘前城夜桜探偵団」!今日はDEEPな夜のお話です。
DEEPな弘前公園を路地裏目線でご案内!
弘前の夜桜を案内するのはご存知「弘前路地裏探偵団」!普段は路地裏を案内しているこの怪しい集団が、期間限定で弘前さくらまつり会場に登場!
左下から時計まわりに「団長」「新橋」「とったん」「エースユタカ」
普通に歩いているだけでは気付かない、面白く、そして「へぇー!」となる情報満載で夜桜を巡るこの90分のウォーキングツアー、まつり期間中予約が入れば毎晩出動しています!
例えば、弘前の桜は、他の地域の桜より花が「モコモコ」とまるで綿あめのように咲きます。
それはなぜか?
一般的にソメイヨシノの寿命は60年程度と言われていますが、弘前公園には樹齢100年を超えるソメイヨシノが400本以上あります。
それはなぜか??
弘前のマスコットキャラクターは「ひろまる君」ではなく、「たかまる君」。
それはなぜか???(しつこいね。w)
なーんて事を、あまり難しくなく、ユルく柔らかい感じで解説しながら弘前公園内を巡ります。
しかも、案内する探偵によってコースが微妙に違います!なので「前回と別の探偵で」とリピートするお客様も!これは路地裏を案内する通常版「夕暮れ路地裏散歩」も同じ。笑
夜桜探偵団誕生秘話
さくらまつり期間中、会場内には「弘前ボランティアガイドの会」がテントを構え、希望すると公園内を案内してくれます。
地元ガイドと歩くと、まるで別世界のように視野と理解が深まるものです。とても人気があり、多くの方が利用しています。
ところがこのサービス、9:00から17:00までで、日が暮れてからは実施していません。
弘前公園を訪れる方の中には「夜しか来れない」という方もいるでしょう。又は「夜にガイドの話が聴きたい」という方もいるでしょう。
「この役割を担うのは我々しかいない!」と立ち上がったのが、
「弘前路地裏探偵団」改め、「弘前城夜桜探偵団」です!
どのみち我々は日が暮れてからしか活動していないですからね(笑)
「弘前の夜桜を俺たちで盛り上げよう!」という団長の熱い想いに呼応して、毎夜毎夜仲間たちが集い、お客様をご案内しています。
路地裏目線で新しい発見満載の「弘前城夜桜探偵団」、観光客に限らず地元の方も楽しめる事間違いなし!
興味のある方は・・・
来年お申込お待ちしてます!!
(今年の受付はもう終わりました。w)
今後はレギュラー版「夕暮れ路地裏散歩」で弘前の路地裏をお楽しみください!
比べるから改めて気付く魅力がある!
さて、夜桜の魅力についてもう少し。
同じ風景でも、昼と夜でまったく違う表情になるのも弘前公園の魅力。
例えばこちらは東門前のお堀。
印象違いますよね。
今年人気のこちらも、
夜の方がくっきり「ハート」に見えたりします。
続いて西堀(写真提供宮川さん)。
同じ日の朝と夜に、
同じ場所からまったく同じ構図で写真撮って、
「左右見開きの写真集」にしたら売れるかもしれませんね。笑
「昼の桜」と「夜桜」を、それぞれ別の「点」で捉えるか、
又は、
「昼の桜」と「夜桜」を「ひとつの物語」として捉えるか。
それだけで地域の魅せ方のバリエーションが増えます。
弘前公園を歩くのも同じ。
「誰」と歩くのか(ひとりで?路地裏探偵団と?桜守と?)
「いつ」歩くのか(朝?昼?夜?)
「どのように」歩くのか(のんびり?早足?ルートは?)
それだけで印象が、そして伝わり方が変わります。
「対比すること」は、それだけでコンテンツになり得ます。
比べて気付く事ってたくさんありますよね?
「弘前って田舎だなー。」「東京に憧れるわー」
と弘前にいながら思っていて、実際に初めて憧れの東京行った時、
「あれ?もしかして弘前ってスゴくいい場所かもしれない。」
と改めて気付いたり。
「雪って大変だなー」「雪降らない所に住みたいわー」
と雪国に暮らしながら思っていて、実際に転勤で雪降らない街に住んだ時、
「あれ?夏ってこんなに暑くて蒸すの??雪ないのって寂しいかも?」
と改めて気付いたり。
その街に暮らす人が一番、その街の魅力に鈍感かもしれない。
僕も観光客の皆さんから気付かされる事がたくさんあります。
変化に気付き変化を楽しむ。弘前公園はまさに気付きの宝庫です!
そんな楽しみ方ができる環境、そして「人」がいるのが弘前の一番の魅力!
前回のブログにも書きましたが、まだまだ遅咲きのさくらが見頃です!
今日も「弘前公園」に行こう!