人生初台湾に行ってきました。レジャー農業の視察が主な目的でしたが、現地の暮らしぶり、特に食はとても興味深かったです。今回はそんな旅の雰囲気をご紹介します。タイトルのまんじゅうの正体も明らかに!
台湾のレジャー農場1軒目~大坑休間農場~
今回訪問したのは台南市にある2つのレジャー農場。このレジャー農場、台湾には200以上あるそうで、ゆったりとした自然の中でのんびり過ごせる環境が整っています。
レジャー農場とはざっくり言うと「小岩井農場みたいな環境に相馬ロマントピアみたいなコテージがあり、宿泊しながら農業体験できる場所」といった感じ。
1件目は大坑休間農場。ご家族7名と数名の従業員のみなさんで運営しているアットホームな農場。野菜栽培の他に、鶏などの畜産にも力を入れています。
敷地に入るとまずはこんな感じ。
農場なので動物がたくさんいます。
遊具にプールにスパ!家族で楽しむには最高ですね。
宿泊はコテージ。ラグジュアリーな雰囲気!
この部屋のトイレの扉が面白かった。一般的に扉って「ひとつ」じゃないですか。入る時も出る時も「同じ扉」を開け閉めする。
このトイレ、外には「扉A」があり、内側には「扉B」があるんです。
扉が閉まると、こういう状態に。
横からみるとこういう状態。
合理的なような、ムダなような。。。笑
でも、こういうの好きです。ちなみにお風呂も同じドアでした。
夕食には農場オーナーも参加。
この笑顔にヤラれてみんな飲み過ぎ。笑
そして58度はアルコール度高過ぎ。笑
食事も豪快でした。
台湾のレジャー農場2軒目~仙湖農場~
2軒目は仙湖農場。こちらもご家族4人と11人の従業員で運営しているアットホームな農場。主に龍眼という果実の栽培に力を入れています。
農場でありながら、どこかオシャレな雰囲気。
こちらも宿泊はコテージ。
トイレの扉は普通でした。笑
夕食は野菜料理がメイン。
夕食後は農場オーナー、そして息子さんと懇談。
この息子さんが素晴らしい方で、「I’m just a farmer. Lifestyle is the most important. ~私はただの農家。(農場運営で)一番大切なのは暮らし振り~」と話していたのが印象的でした。
レジャー農場を営みながらも、根っこは「農家」だというアイデンティティをしっかりもっている。
ちなみに夜は農場の見回りなどをして寝るのはいつも深夜1時。そして朝5時に起きる生活を毎日送っているそうです。
この「仙」という字、人が山におじぎしていますよね。山に敬意を払うという意味で、このロゴを考えたのも息子さん。実際に湖があるワケではなく、早朝霧が立ち込めるとそれが盆地にたまり、湖のように見えるから仙湖というそうです。
素晴らしい方とお話しできて、勉強と刺激になりました。
その他旅のダイジェスト
他にも台南市政府の方とお会いしたり、地元中学生と交流したり、色々あったんですが、マジメな話はそろそろやめて、ここからはどうでもいい話を。笑
①タイトルのまんじゅう
他のメニュの「ツ」も気になってしょうがないのですが、一番気になるこのまんじゅうを注文してみました。
出てきたのは・・・
揚げパン!
揚げパンがなぜあのようなメニュー表記に??
詰まってるよーー!!!w
中に細長いまんじゅうが
たくさん詰まっているよーー-!!!ww
確かにそんな風にも見えるわ。この訳考えた人、天才ですね。笑
②羊肉が街にあふれている
いたるところに「羊肉」の看板を目にします。羊齧り協会のファンである僕は素通りできません。笑
初日の夕食は夜市で丼を。写真からはわかりませんが、ご飯の上には目玉焼きとチーズが乗っていて、さらにコクが増し、激ウマ!羊の臭みは少しあるのですが、それがまたよかったです。量はかなり多め!これで80元(約280円)くらい。
4日目の夜も羊肉。これで35元(122円)くらい。
③そのほかの食べ物
基本的に台湾は何食べてもおいしかった!!
豚肉ごはん&鶏肉ご飯。どちらも30元(100円)くらい。
お茶碗くらいのサイズなので、両方食べてちょうどいい感じ。
滞在中食べた単品の中で一番高かったのはこれ。180元(約630円)。笑
単品で一番おいしかったのはコレかなぁ。エリンギ。
からすみが安いのも魅力的!こうやって爪楊枝に差して一口サイズで売ってます。
一番人気のケーキ。笑
③まちで感じたこと
携帯充電ステーションなるものをよく見かけた。ここは空港だから日本語表記も。
この看板もよく見かけました。いいことですね!
電車の入口入ってすぐつり革あるのは、僕は便利だと思います。バーはジャマな時もあるでしょうが、寄りかかったりできるしね。笑
果物のお店もよく見かけました。日常的にフルーツをたくさん食べるんでしょうね。りんごも1個13元~120元(45円~420円)まで値段分けされて売られていたました(その料金差約10倍!)。もちろん青森産りんごも!
書店には東北の観光本。表紙は十和田でした。
青森市のページには街の地図が。
大ざっぱ過ぎだよーー!!ww
弘前は洋館のページが多かったですね。りんご公園も掲載されてました。全体的には十和田押しな感じの本だったなぁ。
大好きな田舎館村も載ってましたよ。
ん??
ま、まあ、いいでしょう。笑
旅はいつも自分を成長させてくれる
初めての台湾、とても楽しかったです。インターネットでいろんな情報が入手できる時代だけど、実際に自分の目で見て、自分で経験したことしたしか「自分の言葉」で語れません。
ドラゴンクエストでいうと、現在あなたは「レベル2」で草原のスライムをヒノキの棒で倒しているとします。
しかしネットで「魔王」の存在や、魔王を倒すために「勇者の剣」が必要だという情報を知るワケです。
もちろんいきなり魔王には勝てないし、勇者の剣も手に入りません。
ネットの情報だけで、十分知ったかぶる事はできます。
では、旅とは何か。
レベル2だけどバイト頑張って「鋼の剣」を購入し、
洞窟のキメラと戦うって事です!!
・・・伝わりにくいか。笑
旅にでるのは少し面倒でお金もかかるけど、それ以上の何かを得る。モノじゃなくて経験。人との出会い。肌で感じる文化とか。
それはいくつになってもかわりません。
世界には196の国があるそうですよ(外務省HPより)。
生きているうちに、どれくらいの世界を自分の目で見れるでしょうね。
若い皆さん(特に大学生)、服を買ったり、合コンするのもいいですが、10回に8回くらい我慢してお金を貯めて、若いうちにいろんな国を、いろんな都道府県を歩いてみてください。
その服はたぶん10年後着てないし、
旅したあなたの方がきっとモテます。
若い頃の時間を何に使うか。映画観るのもいいし、本を読むのもいい。インターネットでいろんな情報を入手するのもいい。
インプットした情報を、「旅」というアウトプットに!
小説の舞台となった国や場所を訪れる。
もちろんその小説をカバンに入れて。
今日も「旅を楽しんで」行こう