雪かきシーズン到来!大変な雪かきも捉え方次第でエンターテイメント?

雪降りましたねー。こうなると雪国で避けて通れないのが「雪かき」。地元では「雪かき大好き!」という人はあまりいないと思いますが、捉えようによってはこの雪かきは観光資源であり、エクササイズであり、エンターテイメントになります。その発想が「津軽ひろさき雪かき検定」の始まりでした。

捉え方はひとつではない


冬になると寒かったり、日が昇るのが遅かったりと、ジョギングやウォーキングするのが少し面倒になります。そして「冬は身体がなまるなぁ」なんて言ってた時もあります。そして雪かきは「面倒なもの」「できればやりたくないもの」と思ってました。

しかし考えようによっては雪かきも「運動」です。なので私は「疲れないように」ではなく「おもいっきり汗かく勢いで」雪かきします。そしてシャワー浴びて仕事にいく。心も身体もすっきりします。

トルネイド投げでウェストすっきり?


「ん?腰ひねって投げ続ければ、ウェスト細くなるんじゃね?」「あえて腕の力だけで投げれば、筋トレになる?」「いっそ競技にする?」「まてまて、検定にすれば面白いんじゃない?」なんて話を仲間としているうちに「よしやろう!」と発足したのが「津軽ひろさき雪かき検定実行委員会」です。

<発足メンバー>P1000911何をやったかと言うと、2m四方の雪を様々な道具を使い、誰が早く美しく雪かきできるかを競い、その完成度によって級を認定するという内容。

<実施イメージ図>
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<地元人には見慣れた道具も、県外の人には素敵なアイテム>
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<雪かき検定実施の様子>
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<アメリカ製スノーウフルも登場。これぞ雪かきエンターテイメント(笑)>
写真 (17)

これは面白いだろうとマスコミにもたくさん取材依頼しました。会場は岩木山の青少年スポーツセンター。そしたらある方が「西谷さん、雪かきするために岩木山に行くその前に、家の前雪かきしなきゃ車出せないんですよ?」と言われ、「ああ、そりゃそうだ」と納得したのを鮮明に覚えています。

雪かきしに岩木山に行く為に雪かきして車を出す。うん、確かにめんどくさいですね(笑)

それでも当日は15人程の参加者が集まってくれました。この時取材に来てくれたテレビ局が1社。フジテレビの「めざましテレビ」さんでした。

3分くらいの枠で全国に放送されたのですが、青森県はフジテレビ入らないので、しばらくその放送を目にする事はありませんでした(笑)

たくさんの方に応援していただき、仲間と協力して楽しい1年目でした。酒飲みながら色んな話をしても、その場だけという事多いですよね。私もそういう事あります。しかしこの件は仲間と話をして、みんなですぐやりました。

どうなるかわからないけど、とにかくやる。まずは動く。やりながら考える。これって大切だと思います。

<2年目には弘前城本丸で開催>
写真 (6)

 

<年末には福島の子供たちも参加>写真 (13)

 

<3年目は「雪かき道場」として実施>
雪かき道場

 

<たか丸くんも参加>
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どのみちやるなら、楽しい方がいいに決まってる!


いかがですか?何となく楽しそうに見えませんか?(笑)何事も捉え方次第。楽しいと思えば楽しいし、つまらないと思えばつまらない。

雪かきがつまらないんじゃないんです。あなたが雪かきをどのように捉えるか次第なんです。これは仕事も地域づくりも、何でも同じだと思います。

<水が半分しかない?水がまだ半分もある?>
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平成28年2月!今年の雪かき検定の舞台は田舎館村!


そして4年目の今年は、2月に田舎館村で開催される「冬の田んぼアート」会場にて、重機除雪とコラボした雪かき検定を実施します。詳細は追ってお知らせします。興味のある方はぜひ!

田舎館村「冬の田んぼアート」紹介URL
http://japan.arukikata.co.jp/guide/japan-arukikata/16735

今日も「自分の捉え方を見つめ直して」行こう!

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投稿者: 西谷 雷佐

青森県弘前市出身。 東奥義塾高等学校を卒業後、ミネソタ州立大学マンケイト校で産業心理学とスピーチコミュニケーションを学ぶ。 たびすけ合同会社西谷代表を務める傍ら、路地裏探偵団の団員としても活動中。 まち歩きや地域の魅力発信から婚活まで講演活動多数。