短命県体験ツアー青森県がお前をKILL、宿に入りオプションプランで楽しんだ後は、お楽しみの夕食タイム!しかしこのツアーの夕食が「普通」なワケがありません。夕食、そして2日目の様子を最速でレポートします!
前編のブログはコチラから
しょっぱい晩餐会スタート
続々と夕食会場に集まる参加者のみなさん。
緊張した表情に見えるのは気のせいでしょうか。。。笑
まず地元弘前Kimoriのシードルで乾杯!甘いのはこれが最初で最後。
乾杯の音頭はしずく(未成年なので彼女はジュース)。
KILLポイントその5「エブリシングに醤油」
お料理のラインナップです。ごく一般的なの津軽のお惣菜で献立しました。
イガメンチ。これは焼いたバージョン。普段からよく食べます。
身欠きにしん。酒のアテに最高!
白菜漬。爽やかな酸味で箸が進みます。
そして魚卵。今回は筋子。津軽の食卓に魚卵は欠かせません。
他にもじゃぱ汁やお刺身など、地元の食材を使った料理が揃いました。
まずは白菜漬を自分ように小皿にとりわけて、と。
ん?んん??
醤油かけたーーー!!!
いや、これは普通にかけます。うん、青森ではホント普通。
衝撃を受けた方も、いたようです。。。
醤油瓶の穴を指でふさいで、量をコントロールするのがポイントです。
醤油は何にでもかけます。イガメンチはもちろん、筋子にかけるとしょっぱさの向こうに甘さを感じます。
こういう物をつまみながらジャンジャン酒を飲む。これが短命県体験ツアーです!でもまだKILLされるには早いですよ!
KILLポイントその6「育てるたらたま」
次に登場したのは・・・
乾物の「たら」。
これにたっぷり醤油を入れた生卵をぶっかけます。それが「たらたま」。
この食べ方には津軽の人はそれぞれこだわりがあり、よく喧嘩になります。
「卵かけたらすぐ食べる」
「5分漬けて食べる」
「15分は漬けないとおいしくない」
「醤油は卵と混ぜず、醤油だけを直接たらにかけて、溶いた生玉につけて食べる」
ホントめんどくさいです。笑
やってみないとわからないので、まずはチャレンジ。
卵をかけるとこんな感じ。
そしてここからが大切な時間。
いかにたらたまを「育てる」か!
酒飲んでで面倒な人は、卵かけたら放置します。
すると、たらの細部まで卵が染み渡りません。
面倒でも定期的にかきまぜ、均等に卵が染み渡るようにすることが大切です。
すると、パッサパサだったたらたまが、まるでフレンチトーストのような食感になります(本当です)。
各チームが作ったたらたまを集結。
ちなみに一番右が私が「育てた」たらたま。
ふんわりしっとり感、そしてあれだけはみ出ていたたらが器に収まっている感。
ちなみに結構しょっぱいです。
しょっぱさを感じたら、すぐお酒を飲んでください。w
KILLポイントその7「おつまみは袋ラーメン」
KILLポイントその8「夜食はカップラーメン」
宴会も終盤。料理もほぼ食べ終わり、軽くつまむ新しいおつまみが必要。そこでタイガが取り出したのは・・・
袋ラーメン。お湯を入れて〆のラーメン?
今日昼に2杯もラーメン食べてるのに?
さすがにお湯は入れません。
正しい食べ方は・・・
粉々にして粉入れてつまむ、です。
この「どのくらい粉々にするか」がおいしさのポイント。
これだと少し大き過ぎます。
そんな時は戻してもう一度振れば大丈夫。笑
ミソ・塩・醤油をご準備しました。基本的に安い袋めんの方がおいしいです。
青森県はインスタントラーメン消費量が日本一。
それはもしかしたら、普通にお湯を入れて食べる他に、こういう食べ方をする人が多いからかもしれませんね。笑
楽しい時間はあっと言う間。そろそろお開きのお時間です。この後は自由時間。お部屋でくつろぐもよし、夜の繁華街に繰り出すもよし。あ、お夜食を準備しましたよ。。。
ご当地カップラーメン、お部屋でどうぞお召し上がりください!
って、またまたラーメンかいっ!!w
津軽塗のテーブルにご当地カップラーメン。絵的にもシュール。
こうして長かった1日目が終了です。
KILLポイントその9「二日酔いで雪かき」
みなさん、昨夜は遅くまで飲んだようで、集合はゆっくり目。
朝から一升瓶と「人間失格」片手に気合入ってます。笑
まずやってきたのは、昨夜乾杯で飲んだシードルを作る工房。
高橋社長が熱くりんごを語ります。シードルは語りません。笑
そして朝からアルコールを体内に入れます(健康を確信できる参加者のみ)。
その頃、りんご公園内では着々とある準備が進んでいました。
津軽ひろさき雪かき検定です!内容詳細はこちらから。
暖冬で雪が少なく、雪かきのために「雪を盛った」のは秘密です。。。笑
合図と共に競技スタート!あえて詳しい説明はなし。
みなさん自分の直感で雪をかきまくります!
紅白のバーは「隣の家との境界線」。ここをどのように雪かきするかで「ご近所の評判」が決まります。
そうです。雪かきはコミュニケーション!
雪質などに合わせて道具を使い分けるには「思考力」が求められます。そして道具を使いこなす「技術力」も必須。
そうです。雪かきはエンターテイメント!
そして何より、どんなに二日酔でも、疲れていても、朝起きて雪が積もっていたら雪かきしないと車を出すこともできない。ご近所との関係性も無視できない。
これが雪国の宿命。すなわちKILLポイントなのですw
終了後は雪かきマイスターが現場検証。その技術に合わせて級を認定します。この日の雪は水分を含んでいて重かったハズ。挑戦したみなさんお疲れ様でした!
ALIVEポイント「最後に自分を見つめ直す」
雪かきも終わり、最後に向かったのは曹洞宗盛雲院。
まずは和尚様のありがたいお話に耳を傾けます。その後「座禅房」へ移動。禅寺である盛雲院には座禅専用の部屋があるのです。
座禅を通して心と体をリフレッシュしてもらい、9つのKILLポイントを振り返り、「こんな生活続けていいのか?」と改めて自分自身と対話するのが、このツアー最後のポイントなのです。
座禅の作法を習い、いざ実践!それぞれが今回の旅を振り返ります。
ちなみに何となく姿勢が悪かったり、寝たりすると棒でビシッ!とやられるイメージありましたが、こちらでは顔の前で「合掌」すると活を入れてくれるそうです。
皆さん色々思うところがあったのでしょう。かなりの方が合掌してました。笑
そして座禅も終わり、ついにツアー終了の時を迎えます。
最後に学生リーダーのタイガが参加者の皆さんに想いを伝えました。
短命県を大学生がどのように捉えたか。
それはつまり青森への「愛」であること。
自分たちの暮らすまちに誇りを持っていること。
タイガは言ってました。「このツアーは自分たちの子供のようだ」と。
大学の単位がもらえるワケでもないこのツアー運営。
授業やアルバイトの他に、相当な時間を費やしてきました。
初めての連続。周囲の期待によるプレッシャー。不安感。
でも彼らはやりきりました。
彼らはきっと、授業やアルバイトでは経験できない何かを感じ、
この経験は必ず、これからの人生に活かされると信じています。
という事で、オフィシャルにはツアーはここで終了。
引き続き参加者のみなさんとしょっぱくない普通の昼食を食べながら、
今回のツアーについて意見交換会をさせて頂きました。
いろいろな改善へのご提案を頂くと同時に概ね満足度は高かったです。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました!!
弘前駅にていよいよ本当のお別れの時。
まだ飲み続ける強者たちが数名。笑
皆さんお疲れ様でした!
きっと、青森県にヤラれたんじゃないでしょうか?
青森の魅力がお前をKILL。
全国のみなさん、ぜひ青森へ!お待ちしてます!
今日も「自分の故郷を愛して」行こう!
短命県体験ツアー青森県がお前をKILLは現在こんな状況です!前編はコチラ
<メディア掲載予定について>
2/21日現在、下記メディアにて今回のツアーが放送・掲載される予定です。
最新ニュース事情等により変更になる場合もございますのでご了承願います。
モーニングショー(全国ネット) 2月22日(月)9:00ちょっと前くらい
RABニュースレーダー(青森ローカル) 2月22日(月)夕方
あさチャン!(全国ネット) 2月23日(火)
女性自身 2月29日の週発売号(予定)
週刊文春 未定(聞くの忘れました。。。)
毎日新聞 近日中
#弘前 #短命県 #お前をKILL