「わかりやすくて面白い」には価値がある!パワポの世界観は自分自身!

よく「人前で話すコツは?」「パワポ作りのコツは?」と聞かれます。僕はとにかく「わかりやすくて面白い」を意識してます。今日はそんなお話です。

【パワポ資料の事前提出はキライ(笑)】


「事前にパワポデータを送ってください」。講演あるあるですね。僕は基本的にお断りします。なぜなら、当日ギリギリまでパワポを調整したいから。

もしかしたら講演当日の朝刊に、講演内容とリンクするタイムリーなニュースが掲載されているかもしれない。そしたらそのネタをスライドに取り入れたいわけです。

又、講演直前にご依頼主と最終の打ち合わせをする会話の中で「おお、それならあのスライドを付け足そう」とか思うわけです。

これら全て「少しでもわかりやすく伝えたい」という想いだったりします。

【同じ意味でも定期的にスライド作り変える】


これは自分自身の「慣れ」への鞭です。僕は講演後必ず自己嫌悪します。「何やってんだ、もっと面白く話せたのに」と。もっともっと上手くなりたいと常々思っています。それは、ガイドとしての話術にも活きてきます。

90分くらいの講演だと、僕の場合スライドはだいたい180枚くらい。一般的な枚数より多めかな。1枚2秒くらいしか映さないスライドもありますが、これはこれで必要なのです。「言葉だけ」より「2秒でも投影」した方が伝わりやすい。

最近時々使うスライド2枚をご紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これだけだとよく意味がわかりませんよね(笑)。スライドはあくまでも補助的なもので、心に刻むのは「音としての言葉」。しかしそこに五感に訴える「遊び心=わかりやすさと面白さ」という熱量を添えて”記憶に残る”ようにしたいな、と思っています。

なので資料配布もしません。画面と向き合って、言葉を聴いてもらいたいから。資料を配布すると視線は資料に行きます。そして「先まで読み進む人」が必ずいます。まあ、僕もそのタイプですが。笑

【大切にしている言葉】


随分前から大切にしている言葉があります。

難しい事をわかりやすく、
わかりやすい事を深く、
深い事を面白く。

「人前で話す」「パワポの作り方」にはテクニック的な事も多少ありますが、僕の中ではこの言葉が原点。そして何より自分らしくありたい。表現とは自分自身だから。

このあたりについて(多分)伝わりやすい過去のブログご紹介します。まだ読んだ事のない方はぜひ。

同じ意味でも伝わり方が違う?観光客が知りたいのは「事実」ではなく「理由」!

【全ては自分事】


「話がわかりにくい」「話が面白くない」と言われる方、いると思います。それには必ず理由がある。「話し下手」「話すのが苦手」の壁を自分事として向き合って進化させる気持ちがあるか。諦めるのか。「これをやればOK」という必殺技はないです。

「わかりやすくて面白い」の価値を高めるのは、僕にとっては単純にそれ自体が面白いのです。面白くて好きだから続く。面白くて好きじゃない事は「やらない」という考え方もあるでしょうね。苦手克服より得意を伸ばす。僕は「伝わるように表現する事」が、他の人より少し得意。ならばここを武器にする。

・・・久々のブログ更新なのに話がそれてきている気もしますが、、、まあ、今日はこんな感じで。

明日は小田原、明後日は大阪にお伺いします。ご参加くださる皆さま、お会いできるのを楽しみにしています!あ、特に小田原に参加される方は上田城のブログ読んでおいてください☆

6/7日本まちあるきフォーラムプレイベントin小田原>
詳しくはこちらから。

 

 

 

 

 

6/8関西宿屋塾@大阪>
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投稿者: 西谷 雷佐

青森県弘前市出身。 東奥義塾高等学校を卒業後、ミネソタ州立大学マンケイト校で産業心理学とスピーチコミュニケーションを学ぶ。 たびすけ合同会社西谷代表を務める傍ら、路地裏探偵団の団員としても活動中。 まち歩きや地域の魅力発信から婚活まで講演活動多数。