「北上市の名産は何ですか?」「北上市は何のまちですか?」と複数の地元の方に尋ねたら、みなさん「うーん、何だろう?」と言って、ほぼ全員別の回答をしました(笑)。
これは良い意味で面白く「可能性のあるまち」だと言えます。今日は岩手県北上市のお話です。
あなたの目の前には「地域の糸」が何本見えてますか?
弘前の魅力は何でしょう?りんご・さくら・ねぷた・洋館などなど、たくさんあります。それぞれを「1本の糸」と例えましょう。
ある人は「路地裏」という糸も見えています。しかし他の人はその糸に気付かないかもしれません。
またある人は「珈琲」という糸が見えています。しかし他の人はその糸に気付いていません。
まずは目の前に「地域の糸」が何本見えているか。
同じ糸でも「編む人」によって仕上がりは異なる
例えば「りんご」「さくら」「ねぷた」という糸が見えている人がふたりいたとします。しかし「編み方」によって仕上がりは異なります。
たびすけのツアーも時々「西谷さん、他の人にマネされて、安く販売されたらどうするの?」と言われます。
極論、マネされて安く販売されてもかまいません。
なぜなら、そのツアーは「僕しか編めない」からです。場所を巡るだけではないからです。つまり、みなさんにしか編めない物語もあるはずです。
あるものに気付き、あなただけの物語を編む
今回のお招きいただいたのは、北上商工会議所青年部。意見がまとまらないほど何かがあるまち。つまりたくさんの糸を見つけることができる「人」がいる。これは強みですね。掘り下げ甲斐がある。
あとは編むだけです。そんななかでも私的にとんがって見えたのは「鬼」です。
懇親会には鬼が登場。地元の保育園を巡ったりと、精力的な活動を行っているそうです。
そして、プレゼントにスタイを頂きました。ここにも鬼w
捉えようによって、何でも観光コンテンツになる時代
翌日、北上YEGの碓井さんに2時間ほど北上を案内して頂きました。地元の人もあまり来ないというそれらの場所は、私にはとても魅力的に映りました。
<北上市が一望できる展望台>
<お盆?正月?くらい毎日混んでるスーパー>
<辛み大根、1円。赤字の1が太すぎて最初何かわからずw>
碓井さんの会社、有限会社ウスイ製作所にもお伺いしました。これまた面白いものがたくさん!
<何を作っているかというと・・・>
<車の部品。1台にこれ1本使用。>
<そしてコマ大戦!>
<驚くほどまわる!これはハマる!w>
最後にサプライズで案内してくれたのは・・・
私の名前「雷佐」にちなんで「雷神社」に連れて行ってくれました。
こういう心遣いがたまりません。
日ごろ行く地元のスーパーや、あなたの会社だって、その「物語を編む人」がいれば、観光コンテンツになります。
北上YEGにはそんな物語を編み、語れる、熱い人たちがたくさんいました。
今日も「地域の物語を編んで」行こう!